2025/09/28 21:17

今年のキス釣りシーズンも後半戦に突入しておりますが、我がホームグラウンドは八月後半に発生した苦潮の影響から回復しておりません。

仕掛けを投入しても反応が無く、ごくたまにチャリコ(真鯛の稚魚)が釣れるだけです。餌も取られないことが殆んどで生命反応といえばチャリコの他はバイガイのみ。他の地域では釣れていると聞きますが何故か地元だけ釣れません。

あまりの釣れなさに、普段は地元を離れることの無い「地元特化型投げ釣り師」を自称する私も遠征をせざるを得ない状況となりました。
遠征と言っても車で20分位ですけどね。(近いから近征?)そしてやってきたのは夫婦岩で有名な二見町です。ここでは地合いは短いながら良型のキスが釣れます。「おお~これこれ!」と久々の手ごたえに喜びましたが問題が…。キス釣師の間ではメジャーな存在なのですがカルキスと呼ばれれる個体が多いのです。(カルキの臭いがするのでカルキスらしいです。個人的には確かに化学薬品のような臭いはするけどカルキとは違うと感じています。)どうやらイソメやゴカイ類の中に臭素化フェノールという化学物質を体内生成するものがいて、それを捕食したキスの体内に臭い物質が蓄積されて臭うのだとか。生物濃縮される点ではオニカマスなどのシガテラや、トラフグなどのテトロドトキシンと同様ですが毒性は無いようです。毒性は無いのですがとても食用にはならない臭いがするのでリリースします。臭いの強さには強弱があって、最強のAランクの個体を気づかずにクーラーに入れた結果、他のキスにも臭いが移り60匹が生ゴミと化した知り合いがいます。(私はせいぜいC~Dランクしか釣ったことがありません。)昨年は1600匹以上釣った中で2~3匹しか記憶がありませんが、今年は2~3%いるので多いなと感じていました。ところがここでは10%以上、直近の釣行では20匹中4匹と20%の高確率でした。持ち帰りたくないので釣り上げるたびに確認のため臭いを嗅いでいますが、いちいち釣った魚の臭いを嗅いでいる私は周囲からどう見えているのかが気になりますね。少~しだけ。